株式会社エクセルシャノン(本社:東京都中央区、社長:隅地晃之)は、高性能樹脂サッシ「シャノンウインド」のトリプルガラス仕様「トリプルシャノンⅡx(ツーエックス)」、複層ガラス仕様「シャノンウインドⅡs(ツーエス)」に、気密性能を向上させた「片引き窓」、「シングルスライド窓」を発売。併せて天井高に対応した「引違い窓Hiサッシ※1」を追加ラインナップ、2018年4月より全国発売し、引違い窓の充実を図ります。
住宅性能向上に伴い、外気からの熱の流出入を抑える上で開口部の役割は大きく、窓の高断熱化が加速度的に進みつつあります。本州地域は引違い窓が多く使われていますが、障子がレール上部を可動する構造上、開き窓系に比べ気密性能が劣ることが課題でした。
今回、気密性能を向上させた「片引き窓」及び「シングルスライド窓」を発売することで、従来の「引違い窓」よりも気密性能向上を図ることができ、更なる住宅の高性能化が可能となります。
当社は、今後も樹脂サッシの研究・開発・改良を重ね、今後のZEH※2ZEH+等の高性能住宅の家創り、より快適な室内空間と省エネルギー化、住まいの多様化に貢献して参ります。
※1・・・当社では高さ 2300㎜以上の製品を“Hiサッシ”と呼称しております。
※2…ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、
高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能
エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。
1.「片引き窓」・・・新商品
片側の障子をFIX(はめ殺し)し、気密性能を従来の引違い窓に比べ約50%向上。(当社比)
また、FIX側障子は、固定部品を取り外すことで障子を外すことができ、大きな荷物の出し入れを可能とした
安心設計にしています。Hiサッシにも対応。
*固定障子の取り外しはサッシ取扱業者等の専門業者が行います。
2.「シングルスライド窓」・・・新商品
通常引違い窓は障子がレール上部を稼動する構造のため、気密材などによる摩擦抵抗がありました。
シングルスライド窓は、稼動する際、気密材が当たらない『チルト & スライド機構』 を採用。
摩擦抵抗が少ないスムーズな障子開閉操作を実現しました。
*『チルト & スライド機構』については、別紙、シングルスライド窓 基本概要をご参照ください。
3.「引違い窓 Hiサッシ」・・・サイズ拡大
サッシ高さの製作可能最大サイズを従来の2,300㎜から最大2,580㎜まで拡大。
天井高に対応し、解放感とより大きな採光が可能となりました。
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