樹脂サッシのパイオニアが定義するこれからのスタンダード

シャノンウインドNSx50

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シャノンウインド NSx50

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for GOOD HEALTH 人の健康、家の健康。

for GOOD HEALTH 人の健康、家の健康。

100年人生。それは長く健康に暮らせてこそ実現できるもの。家が人の健康に大きくかかわるように、家の健康を左右する要因の1つが窓です。例えば、木造住宅の天敵は水分や結露です。
外気に接している部位ほど結露が発生しやすく、特に発生しやすい部位は、窓と言われています。木材に水分が含まれた状態が長期間続くと腐朽してしまう可能性があり、住宅寿命を縮めてしまう恐れがあります。断熱性や防露性、遮音性等が高い“高性能樹脂サッシ”が、人と住まいにいい理由、そして健康な暮らしが、カーボンニュートラルにつながる理由を解き明かします。

Point 01

高気密・高断熱

暑さ寒さの原因は、ほぼ窓

壁や屋根、床下や窓など、住宅が外と接する部分を外皮(がいひ)といいます。夏の暑さや冬の寒さは、この外皮から出入りします。特に「窓際が暑い」「窓際が寒い」と表現されるように、暑さ寒さの出入りの50%以上は窓(開口部)からです。家づくりの際に、窓(開口部)の気密性や断熱性を高めることで、快適な室温だけではなく遮音性が高まることによるプライバシーへの配慮など、さまざまなメリットがあります。

図::冷暖房時開口部からの熱の流出入の割合 図::冷暖房時開口部からの熱の流出入の割合

※出典:樹脂サッシ普及促進委員会快適窓学より
※平成11年省エネ基準の住宅(東京モデル)

窓はサッシフレームとガラスの
2つの部位で構成されています

両方の組み合わせで、
断熱性・気密性が決まります。

図:窓=フレーム+ガラス

〈 どんな窓がいいの? 〉

熱が伝わりにくい樹脂製フレーム

サッシフレームの素材として一般的なアルミニウムなどは熱を伝えやすい性質があり、窓からの熱の出入りを多くしてしまいます。樹脂は熱を伝えにくいことに加え、ビスなどではなく“溶着”によってフレームを接合するため、断熱性・気密性が高いフレームになります。

●熱を伝えにくい樹脂素材(熱伝導率)
グラフ:熱を伝えにくい樹脂素材(熱伝導率)

高性能なLow-E三層複層(トリプル)
ガラス

下のグラフは、省エネ基準の壁の断熱性能(熱貫流率0.53)を1とした場合、採用するガラスと壁を比較して熱の逃げる割合を示したものです。トリプルガラスを選択することで、熱損失の軽減が可能です。

シャノンウインドNS50は更に性能が高いトリプルガラスを採用しています。

●ガラスの断熱性能比較(熱貫流率)
壁の断熱性能を1とした場合の、代表的なガラスによる熱が逃げる割合
グラフ:ガラスの断熱性能比較(熱貫流率)<br />
									壁の断熱性能を1とした場合の、代表的なガラスによる熱が逃げる割合

注意事項

※1~4:ガラスの熱貫流率は、(国研)建築研究所HP「平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)現行版」(2023年1月6日)より引用。
※1.単板ガラス、※2.二層複層ガラス(中空層幅16mm)、※3.二層複層ガラス(Low-E 1 枚、断熱性ガス入り、中空層幅16mm)、※4.三層複層ガラス(Low-E 2 枚、断熱性ガス入り、中空層幅16mm)、※5.住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費に関する基準(国土交通省告示第二百六十六号)における、外皮の断熱性能等に関する基準のうち、その他の単位住戸の3~7地域の壁の熱貫流率の基準値を引用。

シャノンウインドNS50は、さらにここがポイント!

解析技術で
断熱性・堅牢性を向上

図:フレーム 遮温 高い断熱性能

樹脂サッシ研究40年超の実績から
フレームを刷新

従来品に比べ、更に高いフレーム強度と断熱性能を目指し、独自の開発技術で、枠・障子それぞれに空気の部屋を複数(左図①~⑤)並べ、より断熱性が高く、 “スリム感”を向上させたフレームを開発しました。

高性能Low-E三層複層ガラス
ESクリアスーパーを採用

断熱性+明るさを両立した「ESクリアスーパー」を採用。省エネ基準の壁の断熱性能と同等の性能を実現しています。

屋外の騒音や
屋内の音漏れも抑制 遮音 高い気密・遮音性能

「新しい生活様式」が広まり、オンライン授業やテレワークなど、家で過ごす時間が増えつつあります。気密性が高いシャノンウインドNS50は、高い遮音効果を生み出し、屋外からの騒音はもちろん、屋内からの音漏れも抑制、プライバシーを確保しながら安らぎのある室内空間を実現します。

図:屋外の騒音や屋内の音漏れも抑制 図:屋外の騒音や屋内の音漏れも抑制

*縦すべり出し窓 連窓(開き+FIX)
W1,690 × H1,370mm

Point 02

ヒートショック対策

温度差が少ないと
身体への負担も少ない

室温の低下は血圧を上昇させるため、その影響は高齢になるほど大きくなると言われています。断熱性能の高い家なら、各居室間の温度差も少なくなり、屋内移動時に急激な温度変化があった場合に起こる身体への負担(ヒートショック)を軽減します。窓の断熱性が高くなるとコールドドラフト現象が抑制され、空調の風が足元まで行き渡りやすくなるので、室内の温度差を少なくすることができます。

〈 ヒートショックは
どんな状況で起きやすい? 〉

図:ヒートショックはどんな状況で起きやすい? 図:ヒートショックはどんな状況で起きやすい?

温度の急な変化が体に与える影響なので、
冷え切った脱衣室・熱すぎる湯船の設定温度に留意しましょう。

世界保健機構(WHO) のHOUSING AND HEALTH GUIDELINE(2018.11.23)では、
冬季最低室温は18℃以上(小児・高齢者にはもっと暖かく)と強く勧告されています。

\ コールドドラフト現象とは? /

窓の断熱性が高いと、部屋内の温度差も小さくなります

図:コールドドラフト現象とは? 図:コールドドラフト現象とは?

注意事項

このシミュレーション結果は、以下の条件により算出されたものであり、 性能を保証するものではありません。 矢印はイメージです。
●使用ソフト:熱流体シミュレーションソフト scFLOW V2020 (株)ソフトウェアクレイドル ●部屋モデル:「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」基準策定モデル住宅(4地域~8地域用) 1階LD(13帖)想定 ●開口部面積:掃き出し窓 1650mm×2100mm×2、腰窓 1650mm×1300mm×1 ●開口部のグレージング部とフレーム部の面積比率:アルミサッシ、アルミ樹脂複合サッシ※1、樹脂サッシ※2 ●グレージング部の断熱仕様:単板ガラス:6.0W/(㎡・K) ※1、複層ガラス:2.8W/(㎡・K) ※1 、Low-E三層ガラス: 0.59W/(㎡・K) ※3 ●フレーム部の断熱仕様:アルミサッシ:7.349W/(㎡・K) ※1 、アルミ樹脂複合サッシ: 4.367W/(㎡・K) ※1 、樹脂サッシ: 1.70W/(㎡・K) ※2 ●フレーム及びグレージングの接合部の線熱貫流率:アルミサッシ-単板ガラス:0 ※4、アルミ樹脂複合サッシ-複層ガラス:0.07W/(m・K) ※4 、樹脂サッシ-Low-E三層ガラス:0.06W/(m・K) ※4 ●開口部以外の断熱仕様:外壁・床:平成28年省エネルギー基準適合レベル(5、6地域)相当、間仕切壁:せっこうボード-空気層-せっこうボード、天井:せっこうボード ●境界条件:外気温:0℃、外気側表面熱伝達抵抗:0.04㎡・K/W、温度差係数:外壁・開口部:1、床:0.7、間仕切壁、天井:0.15 ●エアコン稼働条件:風量8㎥/min、吹出温度 28℃ ●解析種類:熱流体解析(輻射考慮)、定常 ●乱流モデル:標準k-εモデル ●人体モデル体感温度描画方法:シミュレーション結果の人体モデル表面近傍空気温度と人体モデル表面輻射温度の平均の値を体感温度(作用温度OT)として描画 ※1 (国研)建築研究所HP「平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)現行版」(2023年1月6日)より引用 ※2 シャノンウインドNS50の仕様に応じた値を設定 ※3 ESクリアスーパーの仕様に応じた値を設定 ※4 JISA2102-01 に記載の値を設定

Point 03

結露予防がアレルギー対策に

カビ・アレルギーの発生源
“結露”を抑制

カビの発生条件は“栄養・水分・温度”の3つとされ、水分やホコリなどの栄養分を吸収して急成長します。窓に結露(水分)がつくことで、発生条件が整いやすくなり、増殖したカビの胞子を大量に吸い込んでしまうことで、アレルギー発症など人体に悪影響を及ぼします。
樹脂サッシはガラスとサッシフレームの断熱性が高く、結露の発生を大幅に抑制し、人への影響のみならず、家の躯体の傷みも軽減します。

図:健康をまもり住宅寿命にも影響します 図:健康をまもり住宅寿命にも影響します

〈 結露発生のメカニズム 〉

グラフ:結露発生のメカニズム

コップに冷たい飲み物を注ぐと、周りの空気が冷たい飲み物に冷やされて水滴が付きます。このような現象が部屋で起こる場合、窓ガラスに付く水分が結露です。
①水分が気化しているため結露は発生しない
②空気中の水分が飽和した状態
③飽和状態を越えると結露が発生します

熱の伝わりにくい樹脂サッシ
“シャノンウインド”は
結露しにくい

図:熱の伝わりにくい樹脂サッシ 図:熱の伝わりにくい樹脂サッシ

注意事項

※上記はJIS A4710に基づく断熱試験における表面温度測定結果を図示したもので、製品の性能を保証するものではありません。
●アルミ樹脂複合サッシ:引違い窓 16513サイズ ガラス種類:一般複層ガラス FL3-A12-FL3
●シャノンウインドNS50:引違い窓 16513サイズ ガラス種類:グリーン LowE3-Ar14-FL3-Ar14-LowE3

Point 04

今も未来も家計に優しい

冷暖房消費量を抑えて
しかも快適に

家計におけるエネルギー消費量の約3割を占めるのが冷暖房費です。年々、電気料金が高騰を続ける中、冷暖房費を抑える工夫として住宅性能の向上が注目されています。高性能住宅の設計にはイニシャルコストだけではなく、ランニングコストへの気配りも必要です。断熱性能に優れた樹脂サッシを採用することで、冷暖房費を抑制しながら快適な暮らしが実現します。

シャノンウインドNS50は、さらにここがポイント!

高性能ガラス
“ESクリアスーパー”の採用で
年間冷暖房費がこんなにお得!

快適なまま省コストが実現

ESクリアスーパーは、断熱性が非常に高いため冷暖房費を抑制します。また可視光透過率も高いため、明るい室内を演出します。

グラフ:全国の年間冷暖房費比較 グラフ:全国の年間冷暖房費比較

注意事項

*お住まいの諸条件により、得られる数値は異なります。目安の1つとしてご利用ください。
*上記は同一条件の住宅で、開口部(窓・玄関ドア)を替えることによる消費電力の変化をシミュレーションした結果で、数値を保証するものではありません。
【負荷計算前提条件】●使用ソフト:AE-Sim/Heat/株式会社建築環境ソリューションズ ●気象データ:「拡張アメダス気象データ」標準年EA気象データ2010年版(2001-2010)/株式会社気象データシステム ●計算地点:東京、名古屋、大阪、金沢、長野 ●住宅モデル:「平成28年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」標準住戸のプラン2階建て/延べ床面積120.08㎡、開口率32.2% ●住宅断熱仕様:平成28年省エネルギー基準 UA値適合レベル ●開口部仕様:※1アルミサッシ(一般複層ガラスA8㎜以上) Uw=4.65W/(㎡・K) ηg=0.79/断熱ドアk4仕様、※2アルミ樹脂複合サッシ(Low-E複層ガラス Ar14㎜以上) Uw=2.33W/(㎡・K) ηg=0.40/断熱ドアk3仕様、※3シャノンウインドNS50 Uw=0.79W/(㎡・K) ηg=0.44/断熱ドアk1.5仕様●遮蔽物:勝手口ドア、浴室窓以外に熱抵抗の無いレースカーテンを設定(暖房期のAM6~PM6時は開放) ●想定生活者:4人(夫婦+子供2人) 在室者スケジュールは「住宅事業主の判断基準」の設定と同じ) ●空調対象部屋:LDK/主寝室/子供室 ●空調機器: ルームエアコン/暖房COP3.0 冷房COP2.8 /LDK_14畳用、寝室・子供室_6~8畳用 ●空調スケジュール:間歇運転(暖房24℃湿度なりゆき冷房25℃湿度60%) ●電力量単価:31円/kWh(税込み)/(公社)全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力目安単価

樹脂サッシの採用が
人と家の健康はもちろん、
環境配慮にもつながります。

写真

1 遮音性能

  • 静かな室内空間を保てます
  • 音漏れも抑制

2 断熱性能

  • 温度差の少ない住まいで健康リスクを低減
  • ランニングコストの抑制

3 防露性能

  • カビダニを抑制しきれいな室内空間
  • 住宅寿命への貢献

4 家事負担軽減

  • (例)結露による冬場の毎日のガラス拭き軽減(1棟分)
  • (例)結露対策商品購入軽減
    (エアークッションなど)

5 快適性

  • (例)こたつや布団・重ね着を減らして暮らし方を向上
  • (例)不快な寒さや乾燥を軽減
さらに

高性能住宅は、CO2を削減し
地球温暖化防止にも
つながります。

未来の子供たちへ
持続可能な社会への貢献が可能です。

注意事項

※上記5つのポイントは、当社樹脂サッシが高性能な高気密高断熱住宅で採用された場合に、当社が考える効用です。
樹脂サッシは建物の一部材であり、住宅性能や環境、住まい方なども含め、感じ方、捉え方には個人差がありますことをご了承ください。

シャノンウインドNS50について
さらに詳しい情報を知りたい方は、
ぜひカタログをご覧ください。