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窓から考えるZEH(ゼッチ)

「窓」の高断熱化はZEHの家作りに大きな効果があります。なぜなら、一般的な住宅では、多くの熱は「窓」から出入りしているからです。「窓」の断熱性能を高めることで、冷暖房によるエネルギー消費量を大きく削減できます。

ZEH(ゼッチ)とは?

ZEHとは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略で、快適な室内環境を保ちながら、住宅の高断熱化と高効率設備により、できる限り省エネルギーに努め、太陽光発電などによりエネルギーを創ることで、1年間に消費する住宅のエネルギー量の正味(ネット)で概ねゼロ以下となる住宅を言います。

窓の高断熱化により、約13%も一次エネルギー消費量が削減します。

東京地区を例に、冷暖房・換気・照明・給湯・その他の設備から算出される一次エネルギー消費量をシュミレーションした場合、窓を一般的なアルミサッシから、断熱性能の高い樹脂サッシしただけで、約13%も削減できます。

※エクセルシャノンによる算出例です。

省エネだけでなく、健康・快適な住まいにも繋がります。

窓の高断熱化は、省エネ効果だけでなく、健康・快適な住まいにも繋がります。サッシの結露を抑制し、カビ・ダニの発生源を無くすことで、アレルギー症状を防ぎます。また、住宅全体の断熱性能が高まるため、室内の温度むらが小さくなり、暖房をしていない居室も寒くなりづらい状態となります。そして、浴室の寒さが原因となるヒートショックを抑制するなど、様々な健康リスクを軽減します。

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